2012年5月19日土曜日

作用・反作用その2

ホメオパシーは作用の部分に働きかけます。
例えば傷んだ果物を食べたとします。
超健康体の場合、多少傷んだ物が体に入ったとしても気分が悪いということもなく通常の消化機能を通って不要な物は体外に排出してしまいます。
これがちょっと体の調子が悪い場合には、嘔吐や下痢という反作用を起こすことによって不要なモノを体外に排出しようとします(これらは100%の作用に対して100%の反作用を起こしている状態となります)。
・・・が。
下痢も嘔吐もせずに、ただ気持ち悪いということって、ありますよね? (100%の作用に対して反作用の力が不足している状態です)
そういう場合、傷んだ食べ物と同じような症状像を持つレメディーを体に入れることにより、体の中の眠っていた自己治癒力を発揮するよう働きかけるのです。
自己治癒力が発揮された場合、よくあるのが急激な下痢や嘔吐という反応です(これがいわゆる体の反作用の部分となり、『好転反応』と呼ばれる一時的な症状の悪化になります)。


体の不調は傷んだ果物が原因ですから、それを体から排出さえしてしまえば問題は解決します。