2012年8月12日日曜日

祖母からの暑中見舞い

先日、実家に遊びに行った時「おばあちゃんが××ちゃん(妹)宛に書いた暑中見舞いの下書きが見つかったのよ〜」と母が言ったので、「私宛は? なかったの??」と聞いた所、「残念ながら・・・。同じ「ゆうこ」さん宛でも漢字違いの「優子」さん宛の候文で書かれた文章が裏面にあったけど、あなた宛ではないわよ。おばあちゃんの娘時代はまだ候文を書いていたのね〜、凄いわよねぇ」と言われました(私の名前は「裕子」なので確かに違う!)。

祖母は30年くらい前に亡くなっています。この暑中見舞いを書いたのはだから、それよりもっと以前の事、なんですよね・・・。

自分宛のものはないのに半分ガッカリしつつ、妹宛に書かれたというそのメモ書きを見せてもらったところ、確かに妹宛に書かれた暑中見舞いの下書きでした(多分、小学生の妹へ宛てたものではないかと推測しました)。
そして裏面には「優子さんへ」と書かれた候文の暑中見舞い文が確かに書かれていました。
母は「多分、おばあちゃんの若い頃に書いた文章でしょ〜。その頃の知り合いの優子さん宛よ・・・」と言っていたのですが、文章を読み進めるうちに「祖母より」という一文を発見! そして、文末には「オバァチャンの若か知り頃の文章で書いてみました」というお茶目な一行が・・・(笑)
祖母の孫で「ゆうこ」という名前の孫は私だけです。
=単なる名前の漢字間違い(それも短い文章の中に2度書いてあった!)。
妹宛と私宛の暑中見舞い文の下書きをメモ帳の両面に書いていたというのは容易に想像ができましたが、母は最初の方の候文を見ただけで祖母が若い頃に書いた暑中見舞いの下書きだと判断しちゃったみたいです。
ウッカリにも程がある!
「・・・というか、おばーちゃんも人の名前の漢字、間違えるなんてひどーいっ!!!」
と天に向かって吠える孫(=私)。
おっちょこちょいの祖母の血を母はシッカリ受け継いでいるのでしょう・・・、と思えば母の発言にも腹も立つまい??

しかし、この時期に祖母からの暑中見舞いの下書きが見つかって、それを目にすることが出来たというのも素敵な話ですよね(笑)