2016年7月23日土曜日

色々なホメオパスがいる

表題の件ですが、私はその中でも「できる限り穏やかに自然に心身共に正常な状態に持っていきたい派(なんて派閥があったらですが)」です。
要は「レメディーとっても好転反応なんてものも一切出ないで、自覚の無いまま主訴自体も綺麗さっぱり消えているようなレメディー選びが出来たら最高だな」って思っています。残念なことに実際にそういう風になると、十中八九は「レメディーのお陰です!」とは言われないんですけどね・・・(苦笑)

とはいえ現実的な話としては、主訴はそうそう簡単に消えたりはしません(何年、何十年もおつきあいしている慢性症状が数回レメディーとっただけで消えたとしたら、私は真っ先にレメディーによる『抑圧』を疑います)。
ただ経験上、付随症状に関しては結構、あっけなく自然に消えていることが多いです。
無自覚のまま消え去った症状というのは、ご自身が症状自体あったことすら綺麗さっぱり忘れちゃっている事が殆どなので、私たちホメオパスが相談会の時にシッカリ聞いておかないといけない部分でもあります。相談会の時に「他に気になる症状などはありますか?」とか聞かれて、例えば「そういえばこの数ヶ月、下痢が続いているんです〜」とか、「生理の時に酷い頭痛がするんです」とか出てきた症状というのは、次の相談会の時には全く話にも出なくて、改めてこちらから「前回の時に仰っていた××はどうなりましたか?」と伺うと、「え? そういえばそんな事、言ってましたっけ? 言われてみたら、ここの所ないですね〜」という答えって多いんですよ。
そんな話の中でも一番印象深い話はというと・・・。
「湯船に浸かるとめまいがするのが嫌なので、この数年、冬場の寒いときでも一回も湯船に浸かることはなくなりました」と話をされた方(これが主訴ではなく、話の流れでこの話が出た)が、次の相談会の時に確認事項として伺った所、一瞬、絶句した後、目を見開いて「やだ! そんなことすっかり忘れて普通に湯船に浸かってました!!」と叫ばれたことです。レメディーをとりはじめてしばらくしてから自然に湯船に浸かるようになっていたそうで、そのこと自体についてもなんら不思議に思うこともなく過ごしていたそうで、私から改めて聞かれた事で以前の状態を思い出して非常に驚き「なんでなんで?? キモチワルイ!!」と仰っていました。その後も普通に湯船につかれるようになったそうです。

相談会にお越しの際には自分の体の状態をしっかりチェックして、主訴以外でも気になる症状があったら是非、かかりつけのホメオパスに伝えて下さいね。
経験上「これはずーっとあるから絶対に治らない」と思っている主訴以外の症状でも意外と変化がありますよ(自分自身の体験談としては、アトピーは子供の頃から延々とあるので絶対治らないから主訴にもあげなかったのですが、主訴より先にほぼほぼ消えちゃいました←体調悪いとたまに出てきますけどね)。